呼吸器感染症(肺炎、非結核性抗酸菌症、真菌感染症 など)
こきゅうきかんせんしょう(はいえん、ひけっかくせいこうさんきんしょう、しんきんかんせんしょうなど))
呼吸器感染症について
疾患概念
呼吸器感染症はウイルス、細菌、真菌などの病原体により発症し、様々な症状を呈します。感染症の原因となる微生物であるウイルス、細菌、真菌は、大きさや構造、増殖様式で異なります。呼吸器感染症は感染部位によって上気道感染症、下気道感染症に分類されます。鼻、咽頭、喉頭などの上気道に感染する場合を上気道感染症といいます。気管、気管支、細気管支、肺に感染する場合を下気道感染症といいます。
症状
主な症状には以下のようなものがあります。
- 発熱、倦怠感
- 咳嗽、喀痰
- 咽頭痛
- 胸部不快感
感染症の種類、感染部位により症状は異なります。
診断
- 問診(症状の確認)
- 微生物学的検査(培養検査、PCR検査、抗原検査、抗体検査、塗抹検査)
- 血液検査(抗体検査)
- 画像検査(胸部X線やCTで炎症所見の確認)
治療
治療は、ウイルス、細菌、真菌に対する抗ウイルス薬、抗菌薬、抗真菌薬で行われ、感染症の種類や重症度によって治療方針は異なります。それぞれの病原体毎に応じた薬物選択を行っていく必要があります。
予防
肺炎球菌ワクチン、RSウイルスワクチン、インフルエンザワクチン、新型コロナウイルスワクチンなどのワクチンが呼吸器感染症の重症化を予防する効果が期待できます。患者さんの個々の病態に応じて検討していただくこととなります。
医療関係者の方へ
治療に抵抗性の患者様がいらっしゃいましたら一度ご相談いただけますと幸いです。
当院では治験や臨床研究も積極的に行っておりますので、ご協力いただける患者様がいらっしゃいましたらご相談いただけますと幸いです。