2025年9月11日にデュアルチャンバ リードレスペースメーカ植込み初回症例手術が行われました。今まではリードレスペースメーカ留置の際は右心室に１つのデバイスを留置していましたが、新たに心房にもデバイスを留置することで独自の通信技術テクノロジーにより心房と心室の拍動を生理的に同期させたペーシングを行うことが出来ます。
これにより透析患者や感染デバイス抜去後などリードレスが望ましい、かつ心房と心室同期性が望ましい病状の患者においても生理的なペーシングが可能となります。
現在道北・道東エリアで当院が最初の実施可能施設であり、関連病院の先生方含めお困りの患者様がおりましたら是非ご紹介いただければと思います。

★イメージ図（〇がデバイス）

※Abbott社 ホームページより抜粋

文責：徳野